【ご案内】ウェビナー:欧州における再エネ拡大と地域事情
気候ネットワーク主催のウェビナーをご案内します。
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危険な気候を回避するために、再生可能エネルギーの導入を急がなければなりません。それは同時に、地域の持続可能な発展に資するよう、地域のために取り組まれることが不可欠です。
スペインでは2023年で既に、再生可能エネルギーが電力消費量の55%を占めていますが、再エネ施設が地域で「迷惑施設」と受け止められることがあり、地域住民の参加と受容性を高めるために、事業者や自治体の試行錯誤が続けられています。欧州では、これまで紹介されてきた地域における中間支援組織作りに加えて、2018年の再生可能エネルギー指令の改正で、市民が共同でエネルギーを作り、分かち合い、販売するための「エネルギーコミュニティ」が位置づけられ、加盟国に、こうした団体が十分に活動できるような環境を整えることが義務付けられ、広がってきています。地域コミュニティは住民、自治体、中小事業者などで構成され、情報公開と地域住民の参加を進め、関係者や地元地域に環境的、経済的又は社会共同体的な利益をもたらすことを目的としています。地域社会の再生可能エネルギーへの関心が高まるなか、大規模事業者も計画策定段階から地域社会との対話重視への変化もみられるようです。
スペインの地域再エネ事業に詳しいホルヘ・フェルナンデス・ゴメス氏(スペイン・デウスト大学)の来日にあわせて、EU、スペインの地域社会における再エネ事情を紹介いただくウエビナーを企画しました。同時通訳にて実施いたします。どうぞ、ご参加ください。
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詳細、お申し込みは下記ページをご覧ください。